いつもの場所にいなかった。
それで駐車場の方に行こうと角を曲がった。
そうしたら黒い猫が市道の脇で倒れていた。
まさか、と思い確かめないと
顔を見たらチビ猫だった。
信じられない。
車に魅かれたようだ。
いつ轢かれたのかは分からないけど
とてもショックだった。
夕べは会う事が出来なかった。
昼間にあったのが最後だった。
まさかそんな、僅か6ヶ月で天国に行ってしまった。
このままではいけないので家に帰り
市役所に電話をした。
業者の人が来るそうだ。
私は泣きそうになりながら家に咲いてる
マーガレットの花を摘んで
事故現場に行くともう姿はなかった。
さようなら、チビちゃん。
お花とカリカリをお供えし合掌した。
もう駆け寄ってる来る姿を見る事は出来ない。
美味しそうにカリカリを食べてる姿も。

道路に血痕が少し残ってる。痛かっただろうね。
苦しかっただろうね。
小さな体に大きな車で轢かれたのだから。
子猫にはほんと過酷な場所ではある。

ブックはこの事を知ってるのだろうか。
私にスリスリを盛んにして来る。


チビが亡くなったのよ。轢かれたのよ。
もう会えないのよ。あれだけ一生懸命に育てたのに。
あっという間に持って行かれて可哀想。

ブックも車にはほんと気を付けてね。
白猫が来ていたのでご飯をあげる。
もう何か虚しい。

猫好きな主人の仏壇にあちらで出会う事が
あればとチビの事を頼んだ。
シャルとミルクもチビと仲良くしてあげてね。
合掌。
ポチリとよろしくお願いします








